専門家の原則

専門家の原則とは、組織のメンバーに特定の仕事や役割に専念させることをいう。

組織設計の5つの基本原則のひとつで、その他に、権限と責任を一致させる原則・管理範囲を適正にする原則・命令を一元化する原則・上位メンバーが定形外の業務を処理するという原則がある。

メンバーの専門化を進めると、スキル及びパフォーマンスの向上・リードタイム(完了までの時間)の短縮・創意工夫が生まれる・モチベーションが高まる等の長所が期待できる一方で、視野が狭くなる・全体の利益を考えられなくなる・マンネリ化する・モチベーションが下がる等の短所がある。