不協和解消型

不協和解消型とは、消費者がある商品を選ぶ際、その商品に思い入れがあるにも関わらず他社の商品との違いを認識(知覚)できずに不安を抱えながら購入する行動特性をいう。

消費者に不協和(不安)を抱かせている商品をつくっている企業は、不協和の解消が求められる。

消費者行動研究者ヘンリー・アサエル氏によると、商品は関与水準とブランド間の知覚差異の二軸に基づき、1)バラエティ・シーキング型(関与水準が低く、知覚差異が大きい)、2)複雑な購買行動型(関与水準が高く、知覚差異も大きい)、3)不協和解消型(関与水準が高く、知覚差異が小さい)、4)習慣購買型(関与水準が低く、知覚差異も小さい)の4つに分類される。