イオン、食品スーパーを展開するいなげやをM&Aへ
イオン(8267)は、首都圏で食品スーパーを展開するいなげやを子会社化することで基本合意したことを発表した。
2002年にイオンはいなげやに出資しており、商品や店舗開発などの分野で提携関係にあった。2023年11月を目途に、現在の出資比率17.01%から51%まで引き上げることを予定。
2024年11月には、イオン傘下で「マルエツ」「カスミ」「マックスバリュ関東」などの食品スーパーを運営するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)といなげやを経営統合させる。USMHは2015年3月、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社により設立した持ち株会社。
イオンは本件を通じて「関東における1兆円のスーパーマーケット構想」の実現に繋げていく狙い。
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