急成長物流企業と注目されていた「日本ロジステック」が民事再生
日本ロジステック株式会社(千代田区神田須田町1-5-10、代表者:黒川尚悟他1名)と関連の日本ロジステックサポート株式会社(千葉県浦安市千鳥12-20、代表者:三橋一成他1名)は2022年8月30日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は網野精一弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)。
負債額は、日本ロジステックが75億7381万円(2022年3月期決算時点)、日本ロジステックサポートが4億5633万円(2022年3月期決算時点)で、2社の合計は80億3044万円となる。
日本ロジステックは近年楽天モバイルとの取引が増加しており、2019年3月期には売上高106億2758万円、当期利益1億7443万円を計上していた。その後も化粧品の輸送などが増加したほか、関連会社の合併や楽天モバイルからの引き合いも堅調に推移した結果、2022年3月期には過去最高となる売上高405億6968万円を計上し、当期利益も27億7504円まで増加し、物流関連業界の急成長企業として注目を集めるに至っていた。
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