日産自動車、ビークルエナジージャパンの株式を取得し子会社化へ
日産自動車株式会社(7201)は、ビークルエナジージャパン株式会社(茨城県ひたちなか市)の株式を取得し、連結子会社化することを決定した。株式会社INCJ(東京都港区)が保有するビークルエナジージャパンの全普通株式を取得し、同社が新たに発行する普通株式を引受ける。
日産および既存株主であるマクセル株式会社(東京都港区)および日立Astemo株式会社(東京都千代田区)は、ビークルエナジージャパンの株式を共同で保有することとなる。
ビークルエナジージャパンは、ハイブリッド車向けの車載用リチウムイオン電池、モジュールおよびバッテリーマネジメントシステムの開発・製造・販売を手掛ける会社。
セルからパックまでの一貫した生産体制とバッテリーマネジメントシステム技術を保有している。
本件M&Aにより日産自動車は、安定的なバッテリーの調達先の確保、性能・コスト双方で優位性を持つ次世代電池開発の実現を目指す。