八十二銀行と長野銀行が経営統合へ
長野県を地盤とする八十二銀行と、長野銀行は経営統合に向けた基本合意を締結したと発表した。経営統合は、八十二銀行を完全親会社、長野銀行を完全子会社とする株式交換によって実施される予定。
これにより長野銀行は上場廃止となり、経営統合から約2年後を目途に両行は合併する方針。
経営統合は八十二銀行の松下正樹頭取が長野銀行に持ちかけたといい、低金利環境をはじめ金融経済環境の厳しさが増す中で、本経営統合が地域のステークホルダーに貢献できる最適な選択であると判断し、本決定に至った。
合併後の新たな行名などについてはまだ検討していない。
株式交換とは?メリット・デメリットや手続き、株式移転との違いを解説
株式交換は、組織再編のスキームの1つとして注目を集めており、相手企業を完全子会社化する際に用いられる手法です。株式交換には色々なメリットやデメリットが存在しま…