コンサルタントとして独立するために必要なことは?陥りやすい失敗も紹介

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コンサルタントをしている方で、独立を考えたことがある人は多いと思います。

しかし、コンサルタントとして独立しても、イメージと違った、思うように上手く進まなかった、と感じる人も少なくありません。

そうならないために、本記事ではコンサルタントが独立する前に準備した方がよいことや、陥りやすい失敗例などについて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

目次

コンサルタントが独立する前に準備した方がよい事

経験を積む

コンサルタントとして独立するには、幅広い知識と経験が必要です。

活動する分野の専門知識はもちろんですが、どの分野で独立してもある程度の経営知識が要求されます。経営に関する資格の参考書や教科書であれば、経営について網羅的に学べるためおすすめです。

また、案件獲得の際にクライアントはコンサルタントのこれまでの経験で判断します。そのため、独立前に様々なプロジェクトに関わり、経験を増やしておくことが大切です。

案件を獲得した後もクライアントに提案をする際に、自分の経験に基づいた提案ができればより説得力が増します。

得意分野を明確にする

近年コンサルタントの数は増加しており、コンサル業界はライバルが多い業界でもあります。

競争が激しい中で生き残るためには、自分の得意分野を明確にしておくことが非常に重要です。

自分の得意分野を見つけておくことで、クライアントにとってもそのコンサルタントがどのような分野に精通しているのかが分かりやすくなり、案件の受注率が高まります。

独立資金を貯めておく

コンサルタントは独立してすぐに案件を獲得できないことも多いため、安定的に案件を獲得できるまでの生活資金を用意しておくと安心です。

また新規事業を立ち上げる際には、国や地方から補助金が出ることもあるため、必ずチェックしておいてください。

人脈を広げる

独立する前に人脈を広げておくと、いざという時に役立ちます。

同業のコンサルタントはもちろん、一見自分の専門分野とは離れていそうな分野の人でも、仕事を任せてもらえたり、クライアントに紹介できるかもしれません。範囲を絞らず、広く様々な業界の人とコンタクトを取ってみてください。

事業計画を立てる

独立をする前に、あらかじめ事業計画書を作っておきましょう。

事業計画書とは事業内容、経営戦略、収益見込みなどを記載する書類で、自分がどのようなコンサルがしたいのか、どの分野で仕事をしたいのかを明確にするのにも役立ちます。

しっかりとした事業計画書を作成しておくと、クライアントに説明する時や、融資を受ける時に、自分の事業により説得力を持たせられます。

独立するコンサルタントの多い分野

戦略コンサルタント

フリーランスのコンサルタントの中でも、戦略コンサルタントの需要はかなり高いと言われています。

戦略コンサルタントは事業戦略、M&A戦略、新規事業立案など高いスキルと専門知識が必要であり、多くの企業から求められる人材です。

総合コンサルファームや戦略コンサルファームでの実務経験があると、より高収入を目指せます。

ITコンサルタント

フリーランスのITコンサルタントも増えています。

ITコンサルタントが独立する場合は、IT分野の中でも自分の得意分野を見つけることが大切です。ITコンサルタントと言っても幅が広く、得意分野が具体的でない人は案件の受注が難しくなります。

ITコンサルタントは需要が高く、案件の数も多い分野です。きちんと自分の専門分野をアピールできれば、独立しても会社員時代より高い報酬を目指せます。

業務コンサルタント

業務コンサルタントも戦略コンサルタントと同じく、企業の運営に欠かせない分野を担っているため、スキル次第では高報酬の案件を獲得できます。

資格を取得しておくと自分の知識を証明することができ、クライアントにアピールしやすくなります。

独立して陥りやすい失敗例

大手企業と中小企業のやり方が違う

大手企業と中小企業ではコンサルの進め方に違いが生じます。

大手のコンサルティングファームでは大手企業のコンサルを行うことが多いですが、大手コンサルファーム出身のコンサルタントが会社員時代と同じやり方を中小企業に当てはめてしまうと、上手くいかないことがあります。

中小企業では経営者に分からない、やらないと言われてしまえばそれで中止になってしまうこともあり、いかに分かりやすい説明をするか、経営者をやる気にさせるかも大事な仕事になります。

価格設定を間違える

コンサルティングの価格設定を間違ってしまうことも、起こりやすい失敗の一つです。

価格設定を安くしすぎると、人が集まりすぎて自分では手に負えなくなることがあります。反対に高くしすぎると、集客できずに中々案件が受注できなくなってしまいます。

価格設定は他社との比較や、先輩に相談するなどして慎重に行うと良いでしょう。

サービスの範囲を決めていない

クライアントの相談にどこまで無料で対応するのか、を決めないことも失敗に繋がりやすいです。

無料で行う範囲と有料で行う範囲を決めずに進めると、無料で仕事をどんどん頼まれてしまいます。

また同じサービスでも価格設定が曖昧であれば、他のクライアントとの不公平感が生じ、クライアントの不満につながります。

おわりに

今回はコンサルタントとして独立するために準備すべきことや、陥りやすい失敗例を紹介しました。

独立は報酬面や働き方の自由度などメリットが多いですが、収入が安定しないなどのリスクもあります。独立前に事業計画や貯蓄をしっかり準備しておくことが有効です。

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