フリーランスコンサルタントを解説!独立後のメリット・デメリット
フリーランスのコンサルタントは年収がアップする、働き方が自由になる、などの印象があり、興味がある人も少なくないと思います。
本記事では、そうしたフリーランスコンサルタントになるメリット・デメリットと、フリーランスになるために準備すべきことを紹介します。
フリーランスコンサルタントの概要
フリーランスコンサルタントとは
フリーランスコンサルタントとは特定の企業やコンサルティングファームに所属せず、企業からの案件を業務委託契約を通じて引き受ける独立コンサルタントのことです。
フリーランスになると自分で案件を探して、企業と契約する必要があります。
会社員とは報酬体系も変わるため、フリーランスに興味のある人は事前に働き方についてある程度知っておくと良いでしょう。
フリーランスコンサルタントの働き方
フリーランスコンサルタントの働き方は「常駐型」と「リモート型」の二つに分けられます。
常駐型はクライアントの企業に出向いて、クライアント先に常駐して業務を行う働き方です。
一方、リモート型はクライアントの企業に出向かず、自宅などからリモートで連絡を取りながら業務を進める働き方です。自分の好きな場所で働くことができ、特にITコンサルタントの領域で多くなっています。
フリーランスコンサルタントの報酬体系
フリーランスコンサルタントの報酬体系は会社員と異なり、大きくは以下の3パターンが存在します。
タイムチャージ方式
タイムチャージ方式は稼働時間制とも言われ、1時間当たりの報酬が決まっており、業務をした時間に応じて報酬が支給されるシステムです。
定額方式
定額方式は稼働時間やプロジェクトに関係なく、契約期間中に一定額が支払われるシステムです。
具体的にはクライアントの状況に応じてアドバイスをするミーティングを1か月に数回の頻度で行い、月額が支給される案件が代表的です。
プロジェクト方式
プロジェクト方式は参画するプロジェクトごとに報酬が決まっているシステムです。プロジェクトの規模や稼働率によって、報酬は異なります。
フリーランスコンサルタントのメリット
報酬が高い
フリーランスコンサルタントの最大のメリットは、報酬の高さです。
コンサルティングファームや会社に所属しているコンサルタントの年収は、一般的に500~700万円前後と言われています。
しかしフリーランスのITコンサルタントの案件は報酬が50~150万円程、戦略コンサルタントは70~200万円程と言われています。その他の領域でも会社にいた時より高収入が目指せます。
会社に所属している時より収入が1.2から1.5倍程度になる人が多く、中には2倍近くなるケースもあります。
仕事を選べる
フリーランスのコンサルタントは自分で受ける案件を選んで仕事をします。
そのため自分の苦手分野や気が進まない案件を担当することが無く、得意分野に注力することができます。また、自分の伸ばしたいスキルに合わせて案件を選ぶことも可能です。
働く場所・時間が自由になる
フリーランスコンサルタントの案件は上述のように常駐型とリモート型があり、リモート型の案件を受注すれば自宅で勤務することができます。
そのため、案件次第でワークライフバランスや家事、子育てとの両立がしやすくなります。
また、案件を受けなければその間は自動的に休みになるため、長期休暇も取りやすくなります。稼働期間と休暇期間を自分で決められることもフリーランスのメリットです。
フリーランスコンサルタントのデメリット
収入が不安定
フリーランスの最大の注意点は収入が不安定である、ということです。
フリーランスコンサルタントは案件が受注できなければ収入がゼロになり、安定した収入が保証されないというデメリットがあります。また案件を受注できても不景気だと契約が更新されなかったり、打ち切られる可能性もあります。
普段から万が一に備えて貯蓄しておく、案件を複数に分散しておくなどの対策が必要です。
自分で仕事を取ってこなければならない
フリーランスのコンサルタントは、自分で案件を受注し契約する必要があります。
クライアントに自分を売り込む必要があるため、得意分野やスキルを相手に伝える技術が必須です。さらに受注した案件で高いパフォーマンスを発揮することも、次の案件受注に繋がるため必要になってきます。
また、近年はフリーランスのコンサルタントが増えており、スキルや経験があっても自分の得意分野を明確にして、他との差別化が求められています。
フリーランスコンサルタントになるために準備すること
コンサルティングファームでしっかり経験を積んでおく
独立する前に在籍しているコンサルティングファームや会社で、しっかりとスキルと経験を積んでおくことが大切です。
フリーランスではコンサルティングファームで働いていた期間が長い程、高報酬の案件を受注できる可能性が高くなります。
また、在籍時にマネージャーやシニアマネージャーに昇格できると、会社員時代の経験を評価され高収入に繋がります。
少なくとも3年以上の実務経験があると、フリーランスになってから案件を受注しやすくなります。
独立後の計画を立てる
フリーランスになる前に独立後の計画をきちんと立てておくことも重要です。
どのくらいの収入を見込めるのか、どのような仕事内容の案件を受注したいかをはっきりさせておくと、独立後すぐに実行に移すことができます。
特に自分のスキルや得意分野を明確にして、クライアントにしっかりアピールできるようにしておくことも必要です。
また、フリーランスになった後すぐに案件が獲得できなかった時のために、ある程度の貯蓄を用意しておくことも大切です。
人脈を築いておく
フリーランスになると自分で契約先を探す必要があるため、事前に仕事を発注してくれそうな企業を見つけておくことが有効です。
仕事を任せてくれそうな企業が見つかると、フリーランスになった後に収入がゼロになることがないため安心です。
コンサルタントマッチングサービスに登録する
コンサルタントマッチングサービスに登録すると、人脈が無くても数多くの案件を閲覧し、比較検討することができます。
現在多くのマッチングサービスがあるため、それぞれのマッチングサービスの特徴を把握し、自分に合ったサービスに登録することがおすすめです。
また面接対策や職務経歴書のアドバイスを行ってくれるサービスもあるため、契約までの不安を軽減できます。
おわりに
フリーランスには収入がアップする、働く場所と時間が自由になるなどのメリットがあります。
一方自分で案件を見つけて契約しなければならない、収入が不安定などデメリットもあります。メリットとデメリットをよく比較して、自分に合った働き方を探してみてください。
また事前準備をしっかりしておくことも、フリーランスで成功するための大きな要因になっています。
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