ITコンサルへの転職の志望動機はどう書く?ポイントやNG例から解説!

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ITコンサルタントは近年転職先として人気の業界です。

そのためスキルや熱意をアピールできる志望動機での、他の候補者との差別化がより重要になっています。

本記事ではITコンサルタントへの転職で志望動機を書く際のポイントやNG例について解説しています。ITコンサルタントへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ITコンサルの志望動機を書く際に気をつけるべき事

企業の求めている人材について把握する

企業が求めているITコンサルタントの人物像を把握し、それに沿うような志望動機を作ります。

応募企業の求人票や企業サイト、転職エージェントなどから情報を集め、企業の期待するスキルや経験を盛り込んだ志望動機を作成します。そうすることで選考官や面接官の印象に残る志望動機に近づきます。

資格をアピールする

ITコンサルタントに必須の資格はありませんが、ITコンサルタントの業務に関連する資格を持っている場合は必ずアピールします。

ITに関する資格やプロジェクトマネジメント関連の資格を持っていると、採用選考において有利になります。資格はスキルの証明になるだけでなく、ITコンサルタントになるための努力も伝えることができます。

またそれらの資格を活かせた業務経験があれば、合わせて記載するとより好印象です。

必要な情報を正確に伝える

志望動機は面接官にスキルや成果が正確に伝わるように作成します。

関わったプロジェクトの概要や担当業務だけでなく、どのような努力をして、どのような結果が得られたのかまで記載します。業務内容だけでは自分のスキルが上手く伝わらず、印象の薄い志望動機になってしまいます。

また事柄を時系列順に書く、数字や定量的なデータを使って書くなどを意識すると、より伝わりやすい文章になります。

実務経験をアピールする

ITコンサルタントは未経験でも転職可能な職種ですが、実務経験があるに越したことはありません。

またITコンサルタントとしての業務経験はなくても、ITに関する業務やプロジェクトマネジメントの経験などITコンサルタントの業務内容に近い経験をしていれば、アピールポイントになります。

これまでの経験を棚卸し志望動機に繋がるようなエピソードを組み込むことで、より印象的な志望動機になります。

ITコンサルの志望動機のポイント

求められるスキルや経験

ITコンサルタントにはITスキルに加えて、高いコミュニケーションスキルやプロジェクトマネジメントのスキルが求められます。

これらのスキルがあることを伝えられるようなエピソードを志望動機に入れると、評価にプラスになります。

またITストラテジストやプロジェクトマネージャ試験などの資格を持っている場合も、選考において有利になります。

ITコンサルタントの経験がある場合

ITコンサルタントの経験がある場合、実際に参加したプロジェクトや担当業務を中心に志望動機を作成します。

現職での業務からどのようなスキルを獲得し、今後どのように活かしていきたいかを書けるとより印象的な志望動機になります。

ITコンサルタント未経験の場合

ITコンサルタントが未経験の場合、ITスキルや知識だけでなく向上心やITコンサルタントへの熱意なども重要な選考基準になります。

なぜITコンサルタントになりたいのか、そのためにどのような努力をしているのかなどを志望動機に入れることで、他の候補者との差別化に繋がります。

また現職がSEやプログラマーの場合、クライアントへの提案や交渉を行った経験を盛り込むとより好印象になります。

ITコンサルへの志望動機のNG例

ITコンサルタントの志望動機が曖昧

ITコンサルタントの志望動機が曖昧で職種への理解やこだわりが無いと判断されると、低評価に繋がってしまいます。

ITコンサルタントの業務には高いスキルや精神力が必要なため、途中で挫けないような明確な目標ややりがいを伝えなければなりません。

社会の役に立ちたい、クライアントの役に立ちたい等の言葉だけでは抽象的すぎて、ITコンサルタント以外でも良いのではないかと判断されかねないため避けた方が無難です。

応募企業の志望動機が曖昧

ITコンサルティングサービスを提供している企業は数多くあるため、なぜ応募企業で働きたいのかという理由を明確にしなければなりません。

企業について調べ、自分のスキルや理想とする働き方、キャリアプランなどと合致していることを伝えます。

企業理念に共感した、研修制度が充実しているから等の理由では企業へのこだわりが伝わりにくくなってしまいます。

志望動機が自己成長のみ

スキルを伸ばすためにITコンサルタント業界を志望する人は多いですが、自己成長だけを志望動機にしてしまうと評価が低くなってしまいます。

自身の成長だけでなく、働くことによって達成したい事や貢献できることを伝えた方が好印象です。

また研修制度や教育制度を志望動機にしてしまうと環境依存的に見られてしまい、自主性に欠けると解釈されてしまう事もあるため危険です。

ITコンサルタントの業務内容とやりがい

ITコンサルタントの業務内容

SEとITコンサルタントでは業務内容に大きな違いがあります。その点を踏まえて志望動機を作成すると、業界への理解度を示し納得感のある志望動機にすることができます。

SEはクライアントが求めるシステムを構築することが目的ですが、ITコンサルタントはITを用いて経営課題を解決することが目的です。主な業務内容はIT戦略の立案とプロジェクトマネジメントです。

IT戦略の立案では複数の企画立案とそれぞれの費用対効果の測定、実行スケジュールの作成などを行います。

プロジェクトマネジメントではプロジェクトの品質管理やスケジュール管理、会議の実施などを行います。

ITコンサルタントのやりがい

ITコンサルタントの主なやりがいはITを用いた経営課題の解決ができる点や、多くの人と協力しながら仕事が進められる点です。

ITコンサルタントは経営課題の抽出から行うため、経営者層のクライアントと仕事を進めます。経営視点での業務に携われることは、ITコンサルタントの魅力の一つです。

またクライアントやチームメンバーなど、多くの人と一緒にプロジェクトを進めることができる点も魅力です。

おわりに

ITコンサルタントへの転職で、志望動機を書く際のポイントやITコンサルタントのやりがいについてご紹介しました。

ITコンサルタントは事前にしっかりと準備ができれば、未経験からでも転職が可能な職種です。そのためには選考官の印象に残る志望動機作りが重要になります。

志望動機を添削してほしい場合は、転職エージェントに相談することも可能です。

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