未経験でもコンサルタントへの転職は可能?選考対策やコンサル転職のポイントを解説

  • URLをコピーしました!

近年国内でもコンサルタントの市場はどんどん拡大しており、コンサルタント業界への転職を考える人も増えています。

本記事では未経験でもコンサルへの転職は可能か、未経験からコンサルへの転職に必要なもの、コンサル転職の選考対策をご紹介します。コンサル業界への転職に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

未経験からコンサル業界への転職

未経験でもコンサルタントへの転職は可能です。

コンサルタントの約半数は未経験からの中途採用と言われており、コンサル未経験でも転職の可能性は十分にあります。またコンサル業界は優秀な人材を獲得できるかが非常に重要な業種であるため、通年採用を行っている企業も多くあります。

中途採用で未経験からコンサルタントに転職した方の年齢層は、第二新卒~30代の方が最も多くなっています。40代、50代での転職も数は少ないですが、ゼロではありません。

またMBAなどコンサルタントに関わりの深い資格を持っていると、年齢がやや高めでも転職できる可能性があります。

未経験からのコンサル転職に必要なもの

学歴

コンサルタント業界は旧帝大・早慶・GMARCH・海外大学などの難関校出身の方が多いですが、具体的に学歴の基準はありません。

学歴が無いとコンサルタントになれないというわけではなく、学歴がこれまでの努力や課題解決力を見る一つの指標になっています。

さらに新卒に比べ転職の場合は、学歴だけでなく前職での経験も評価対象になるため、学歴の重要度は下がります。

資格

MBA

コンサルタントになるために必ず必要な資格はありません。

ですがコンサル業界への転職に有利になる資格はいくつかあり、その一つがMBAです。

MBAは正確には資格ではなく経営学の学位で、MBAホルダーであれば経営・財務・マーケティングなどビジネスに関する幅広い知識を持っていることを証明できます。

近年は国内外の大学で取得が可能で、海外大学のMBAであってもリモートで取得が可能な大学もあり、費用も抑えられるため人気です。

英語関係の試験

外資系のコンサルティングファームの採用選考では、英語関係の資格を持っていると有利になります。

外資系のコンサルティングファームではビジネスレベルの英語力が応募条件になっているファームもあり、ビジネスレベルの英語力とはTOEICのスコアで800以上を指し、700が足きりの基準と言われています。

海外のクライアントやチームとのコミュニケーションのための英語力が求められているため、読み書きよりスピーキング力が重視されますが、1つの指標としてTOEICやTOEFLの試験を受けておくとよいでしょう。

その他

士業系の資格も持っておくと、選考で有利に働くことがあります。

特に公認会計士・税理士・中小企業診断士・社会保険労務士などの資格を持っていると、多くのファームで歓迎されます。

またITコンサルタントを目指す場合、応募企業で利用していればSAPやOracleなどの資格を持っていると有利になります。

未経験からコンサルに転職するための選考対策

志望動機書

志望動機書はファームによって必要な所とそうでない所があります。

志望動機書ではなぜコンサルに転職したいのか、なぜ現職では駄目なのか、なぜ他社でなく応募企業で働きたいのか、などの志望動機から業界への理解や論理的思考力を測られます。

面接でも必ず聞かれる質問ですので、具体的で明確な理由にする必要があります。

履歴書・職務経歴書

履歴書や職務経歴書ではこれまでのキャリアだけでなく、そこで得たスキルがコンサルにどのように役に立つのかを書く必要があります。

プロジェクトの概要や役割だけでなく、どのような結果になり、そこに至るまでに発生した問題や自身の行動を詳細に書くと、より伝わりやすくなります。さらに相手の企業が求めているスキルや人材と自分がマッチする内容を盛り込むと、選考官の印象に残る職務経歴書になります。

面接

面接では志望動機書や職務経歴書をもとに、さらに深く質問されます。

特に志望動機、前職での経験、転職を決めたきっかけなどはよく質問されるため、事前に回答を準備しておき、本番でスラスラ答えられるようにしておきましょう。事前に回答を準備しておくことで、焦ったり長々と話してしまうのを防ぐことができます。

また、ケース面接と呼ばれるコンサル業界に独特の選考方法で、論理的思考力やコミュニケーション能力を測られる場合があります。

ケース面接では「以下の条件で、売上を伸ばす方法を考えてください。」や「働き方改革を推進すべきだと思いますか。」などの問題が出題されます。

ケース面接には正解は無く、自分が出した答えに至るプロセスを見られています。なぜその答えに至ったのか、という過程を面接官に対して論理的に説明できるかがケース面接のポイントになっています。

ケース面接や、ケース問題を解くために必要なフェルミ推定に関する書籍はたくさん出ているため、面接前に読んで練習しておくことをおすすめします。

おわりに

未経験からコンサルへの転職について解説しました。

コンサル業界は中途採用に積極的であり、毎年多くの方が他業種からコンサル業界に転職しています。

コンサルタントに興味があっても何から始めたらいいか分からない、という方はコンサルタント求人を扱う転職エージェントに相談してみるのも有効です。

コンサルティング業界への転職相談はハイディールパートナーズへ

ハイディールパートナーズには、コンサルティング業界への転職支援実績が豊富なキャリアコンサルタントが在籍しており、コンサルタントとしてのキャリアにご関心のある方を対象に、今後のキャリアについてのご相談を承っております。

弊社は人材紹介事業とともにM&A仲介事業を手掛ける関係で、多くの大手企業と取引があり、非公開案件含む数多くのポジションを保有する点が特徴です。

まずはご志向やご不安な点、お悩みの点をお聞きし、業界情報のご提供やキャリア形成についてのご相談をさせていただければと思いますので、どうぞお気軽にご相談ください。

目次