IGPI(経営共創基盤)への転職|年収1000万超の実態と選考攻略法

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経営共創基盤(IGPI)は、投資とコンサルティングを融合させた日本発のプロフェッショナルファームです。提言で終わらず、経営の修羅場に身を投じる「ハンズオン」を信条とし、平均年収1,000万円超えという国内最高クラスの報酬水準の企業となります。

本記事では、超難関の選考を突破する具体的な戦略から、入社後に「生き残る」ための実務的アドバイス、そしてPEファンドやCxOへの転職につながるキャリアパスまで、IGPI転職の全貌を徹底解説します。

目次

経営共創基盤(IGPI)とは

経営共創基盤(IGPI)は、2007年に産業再生機構のメンバーを中心に設立された日本発のコンサルティングファームです。最大の特徴は、戦略立案だけでなく投資機能を併せ持つ「ハイブリッド型」のビジネスモデルにあります。

一般的なコンサルティングファームが提言で終わるのに対し、IGPIは自ら資本を投じ、経営の当事者として企業変革を推進します。この独自のアプローチにより、クライアント企業の成長と再生を支援してきました。

事業再生や構造改革、成長戦略の立案から実行まで一貫して携わることで、他のファームでは得られない実践的な経営スキルを身につけられる環境が整っています。

会社名株式会社経営共創基盤
所在地東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー8階
設立年2007年
URLhttps://www.igpi.co.jp/

「提言」で終わらない──ハンズオン(実行支援)へのこだわり

IGPIが他のコンサルティングファームと一線を画すのは、ハンズオンによる実行支援への徹底したこだわりです。単に戦略レポートを納品するのではなく、コンサルタントがクライアント企業に常駐し、現場の社員と同じ目線で課題解決に取り組みます。

経営計画の立案後、実際に利害関係者との調整や現場の抵抗を乗り越えながら成果を出すまでが仕事です。この泥臭いプロセスこそがIGPIの真骨頂であり、机上の空論ではない「実行できる戦略」を生み出す源泉となっています。提言だけでは変わらない企業の本質的な変革を、現場で汗をかきながら実現する姿勢が高く評価されています。

投資機能×コンサルティング──資本と経営の両輪を持つ強み

IGPIの競争優位性は、投資機能とコンサルティング機能を同時に持つ点にあります。自己資金で企業に出資することで、単なるアドバイザーではなく株主として経営に関与できます。

この仕組みにより、コンサルタントは「資本家の視点」と「経営者の視点」を同時に習得できる稀有な環境で働けます。投資判断から事業価値向上、そしてエグジットまでの一連のプロセスを経験できることは、将来PEファンドやCxOを目指す人材にとって大きなキャリア資本となります。

コンサルと投資の両方を理解できる人材は市場でも希少であり、この経験がIGPI出身者の高い市場価値につながっています。

主な事業領域と案件タイプ(再生・構造改革・成長戦略・投資)

IGPIが手がける案件は多岐にわたります。事業再生では経営危機に陥った企業の立て直しを、構造改革では組織や業務プロセスの抜本的な見直しを支援します。成長戦略立案では新規事業開発や海外展開の支援を行い、投資案件では自己資金を活用したハンズオン投資を実行します。

また、製造業に特化した「ものづくり戦略カンパニー(MSC)」という専門組織も擁しており、工場改革や生産性向上といった領域で高い専門性を発揮しています。産業再生機構の流れを汲むだけあり、特に事業再生分野での実績と知見は業界でも群を抜いています。

MBB・Big4・FAS・PEファンドとの違いを徹底比較

IGPIとMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)の最大の違いは、実行への関与度です。MBBが戦略立案の精度を追求するのに対し、IGPIは泥臭い実行支援まで踏み込みます。Big4系コンサルやFASと比較すると、IGPIは独立系であり自由度の高い案件選定が可能です。

投資銀行がディールに特化するのに対し、IGPIは投資後の経営にも深く関与します。PEファンドとの違いは、IGPIがコンサルティング機能を持ち、投資先への支援体制が手厚い点です。どのファームが最適かは個人のキャリア志向によりますが、「実行まで責任を持ちたい」「投資と経営の両方を学びたい」という人にはIGPIが適しています。

年収・待遇のリアル

IGPIの年収水準は日本のコンサルティングファームの中でもトップクラスです。平均年収は1081万円とされ、30歳前後で1000万円超えも珍しくありません。ただし、この高年収の裏には繁忙期のハードワークという現実も共存しています。

年収だけを見れば魅力的ですが、労働時間を考慮した時給換算では議論が分かれます。重要なのは、IGPIでの経験を「現在の報酬」ではなく「将来の市場価値への投資」として捉える視点です。短期的な時給ではなく、キャリア全体でのリターンを考えることが、IGPI転職を検討する際の重要な判断軸となります。

役職別の年収レンジ(アソシエイト〜マネージャー〜パートナー)

IGPIの年収は役職によって大きく変動します。アソシエイトで年収600万〜800万円、シニアアソシエイトで800万〜1000万円、マネージャーになると1200万〜1500万円の水準となります。ディレクター以上では1500万〜2000万円、パートナーは2000万円を超えるケースも珍しくありません。

30歳でマネージャーに昇進すれば年収1000万円超えは十分に現実的な数字ですが、成長環境に恵まれる反面、成果を出せなければ厳しい評価を受ける実力主義の世界であることも合わせて理解しておく必要があります。

評価制度と年収の決まり方

IGPIの評価制度は、定量的な成果だけでなく定性的な要素も重視されます。プロジェクトでの貢献度や、クライアントからの信頼獲得、チームへの影響力といった観点から総合的に評価されます。一方で、上司の印象や「バリューを出しているか」という主観的な判断が大きく影響するという声もあります。

これは徒弟制度的な側面があるとも言え、単にスキルが高いだけでなく、上司や周囲から「この人に任せたい」と思われる人間力が求められます。評価への不満がゼロではありませんが、この仕組みを理解し、適切に立ち回る力こそがCxO人材に必要な資質とも言えます。

働き方とカルチャー

残業・稼働のリアル

IGPIの稼働実態は、プロジェクトのフェーズによって大きく変動します。クライアントへの重要な提案前や、事業再生案件の佳境では深夜対応や休日出勤が発生することもあります。一方で、プロジェクト間の谷間には比較的余裕があり、まとまった休暇を取得するメンバーもいます。

稼働の波は激しく、平時と繁忙期の差が大きいのが特徴です。常駐案件ではクライアント先の勤務となるため、オフィスにいる時間は限られます。この働き方に適応できるかどうかが、IGPIでの生存と成長を左右する重要な要素となります。

20代成長環境として評価が高い理由

OpenWorkで20代成長環境スコア4.8を獲得しているIGPIの秘密は、「圧倒的な成長実感」にあります。経営危機の企業を立て直す、数百億円規模の投資判断に関与するなどの経験を20代で積める環境は極めて稀です。若手にも大きな裁量が与えられ、プロジェクトの前線で活躍できる機会が豊富にあります。

ハードワークである分、得られるスキルと経験の密度は濃く、3年間のIGPI経験が他社の10年分に相当するという評価もあります。この「圧縮された成長」こそが、激務を受け入れてでもIGPIを選ぶ若手エリートを惹きつける最大の理由です。

社員同士の関係性

IGPIは風通しが良く、社員同士の仲が良くフラットなコミュニケーションが特徴です。優秀なメンバーが多く、互いに刺激し合える知的な環境が整っています。

一方で、評価は上司との関係性に大きく依存する「徒弟制度」的な側面もあります。単にスキルが高いだけでなく、師匠である上司から「こいつに任せたい」と認められる人間力が求められます。このフラットさと徒弟制度の共存を理解し、両方に適応できる人材がIGPIで活躍しています。

転職難易度と求められる人物像

IGPIの中途採用は、日本のコンサルティングファームの中でも最難関の一つです。書類選考の通過率は極めて低く、最終的な内定倍率は数十倍以上とも言われています。この狭き門を突破するには、単に優秀であるだけでなく、IGPIが求める特定の資質を備えている必要があります。

学歴や前職の実績は必要条件に過ぎず、「当事者意識を持って泥臭く実行できるか」という点が最も重視されます。選考を突破するためには、自分がIGPIの求める人物像に合致していることを、具体的なエピソードで証明する準備が不可欠です。

求められる人物像

IGPIが求める人物像には、3つの共通する資質があります。第一に「当事者意識を持って泥臭く実行できる人」です。戦略を立てるだけでなく、現場で成果を出すことにコミットできる姿勢が必須です。第二に「論理的思考力と対人影響力を両立できる人」です。複雑な問題を構造化する力と、ステークホルダーを動かすコミュニケーション力の両方が求められます。

第三に「高いストレス耐性と知的好奇心を持つ人」です。激務と不確実性の中でも折れずに学び続ける姿勢が重要です。これらの資質を過去の経験から具体的に示せることが、選考突破の鍵となります。

学歴は必要条件か?

IGPIの社員に東大・京大・早慶といった難関大学出身者が多いのは事実です。しかし、学歴だけでは選考を通過できません。重要なのは「何を成し遂げてきたか」であり、学歴はあくまで参考情報の一つです。実際に、多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍しています。

むしろ重視されるのは、現場の職人や経営者から舐められない人間力、修羅場を乗り越えた経験、結果を出すことへの執着心です。学歴に自信がなくても、これらの要素を示せれば十分に可能性はあります。逆に、高学歴でも実行力や覚悟が見えなければ選考通過は難しくなります。

第二新卒・未経験からの転職は可能か

第二新卒や異業種からのIGPI転職は、不可能ではありませんが難易度は高くなります。IGPIは即戦力を求める傾向があり、コンサルティング経験者や事業会社での実績がある人材が優遇されます。ただし、ポテンシャル採用の枠も存在し、製造業での現場経験、財務・会計のスキル、事業再生や構造改革に関連する経験があれば、未経験でも勝負できる可能性があります。

第二新卒の場合は、なぜ早期にキャリアチェンジするのか、その決断の背景にある覚悟と成長意欲を明確に示すことが重要です。安易な転職ではなく、確固たる意志があることを証明してください。

「igpi 落ちた」人が見落としがちなポイント

IGPI選考に落ちた人に共通する傾向がいくつかあります。最も多いのは「覚悟の不足」です。激務を本当に受け入れる覚悟があるか、面接官は鋭く見抜きます。次に「カルチャーフィットの欠如」です。提言型のコンサルタントとして完成されていても、泥臭い実行支援に向かない人は落とされます。

また「コミュニケーションスタイルの不一致」も見落としがちです。論理的すぎて人間味がない、逆に感覚的すぎて構造化できない、どちらもIGPIには合いません。地頭の良さだけでなく、これらの要素を意識した準備が、不採用を避けるポイントとなります。

応募から内定までのプロセス

IGPIの選考フローは複数のステップで構成されており、各段階で異なる観点から評価されます。一般的な流れは、書類選考、Webテスト、一次面接、ケース面接、最終面接、オファー面談という順序です。選考期間は通常1〜2ヶ月程度ですが、応募者の状況や採用枠によって変動します。

重要なのは、各ステップの通過率が高くないため、一つひとつを確実にクリアする準備をすることです。特にケース面接と最終面接は合否を分けるポイントとなるため、十分な対策が必要です。

選考フローの全体像と期間の目安

IGPIの選考プロセスは通常5〜6段階で構成されます。まず書類選考で職務経歴書と志望動機が審査されます。次にWebテスト(適性検査)で論理的思考力や数的処理能力が測定されます。一次面接では志望動機の深さと地頭が評価され、ケース面接では実際のビジネス課題を題材にした問題解決力が試されます。

最終面接ではパートナークラスが登場し、覚悟とカルチャーフィットが見極められます。内定後はオファー面談で条件確認が行われます。全体で1〜2ヶ月、各ステップ間は1〜2週間が目安です。

書類選考(職務経歴書)攻略について

書類選考を突破するには、職務経歴書の書き方が決定的に重要です。IGPIが見たいのは「提言」ではなく「実行・成果」です。前職での経験を記載する際は、単に「戦略立案を担当」ではなく「立案した戦略を現場で実行し、売上XX%向上を達成」という形で、実行と成果まで含めて書くことが重要です。

また、困難な状況を乗り越えた経験、利害関係者を巻き込んで推進した経験など、ハンズオン志向をアピールできるエピソードを盛り込みましょう。定量的な成果を示すことで、説得力が大幅に増します。

Webテスト(適性検査)の傾向と対策

IGPIのWebテストはSPI、玉手箱、TG-WEBなど複数の形式が使用されています。ボーダーラインは高めに設定されており、上位20〜30%程度の得点が必要とされます。対策としては、市販の対策本を2〜3周こなすことが基本です。

特に言語・非言語の両方でバランス良く得点することが重要で、苦手分野を放置すると足を引っ張られます。準備期間は最低2週間、余裕を持って1ヶ月程度を確保することをおすすめします。Webテストで落ちることは非常にもったいないため、確実に通過できるレベルまで対策を徹底してください。

ケース面接・フェルミ推定の攻略法

IGPIのケース面接は、一般的な戦略ファームとは異なる特徴があります。単なる戦略立案ではなく「実行可能性」を重視する出題が多いのが特徴です。事業再生、投資判断、新規事業立ち上げなど、IGPIの実際の案件に即したテーマが出されます。

解法のコツは、綺麗な戦略を描くだけでなく「どうやって現場を動かすか」「どんな抵抗が予想されるか」まで言及することです。フェルミ推定では論理の妥当性と計算力が見られます。対策には実践的な練習が不可欠で、模擬面接を繰り返し行うことが効果的です。

一次面接で見られる観点

一次面接では主に3つの観点から評価されます。第一に志望動機の深さです。「なぜコンサルか」「なぜIGPIか」を明確に説明でき、その背景に一貫したキャリア観があることが求められます。第二に地頭の良さです。質問への回答の論理性、構造化能力、仮説思考力などが見られます。

第三に現場適性です。泥臭い実行支援に向いているか、クライアントの現場で通用する人間力があるかが評価されます。面接官はマネージャーやディレクタークラスが担当することが多く、実務的な観点からの質問が中心となります。

最終面接で詰められる観点

最終面接ではパートナークラスが登場し、より本質的な観点から評価が行われます。最も重視されるのは「覚悟」です。IGPIの激務を本当に受け入れる覚悟があるか、厳しい質問を通じて見極められます。次に「カルチャーフィット」です。IGPIの価値観や働き方に合う人材かどうかが判断されます。

また「定着性」も重要な観点で、すぐに辞めないか、長期的にコミットできるかが問われます。最終面接では飾らない本音のコミュニケーションが求められ、表面的な回答はすぐに見透かされます。

IGPIに向いている人・向いていない人

向いている人の特徴

IGPIに向いている人は明確な特徴を持っています。まず「修羅場耐性」です。不確実性の高い状況や強いプレッシャーの中でも、パフォーマンスを落とさずに働ける人が向いています。次に「当事者意識」です。クライアントの課題を自分事として捉え、結果に対して責任を持てる姿勢が重要です。

そして「実行志向」です。美しい戦略を描くだけでなく、現場で泥臭く動いて成果を出すことに喜びを感じる人がIGPIで活躍します。これらの特徴に当てはまる人にとって、IGPIは能力を最大限発揮できる舞台です。

向いていない人の特徴──WLB重視・環境依存型・安定志向

IGPIに向いていない人の特徴も明確です。「ワークライフバランスを重視する人」には厳しい環境です。プライベートの時間を確保したい人は、別の選択肢を検討すべきです。「環境依存型の人」も合いません。明確なマニュアルや手厚いサポートがないと動けない人は、IGPIの自律的な働き方についていけません。

「安定志向の人」にも不向きです。評価によって年収が大きく変動する環境は、安定を求める人にはストレスとなります。これらに当てはまる場合は、IGPIへの転職を再考することをおすすめします。

入社後のサバイバル術|後悔しないための実務的アドバイス

IGPIへ転職することは、ゴールではなくスタートと言えます。入社後に「生き残り」、成長を続けるためには、実務的なノウハウが必要です。配属や案件選び、評価の獲得、心身の健康管理──これらを適切にマネジメントできるかどうかが、IGPIでのキャリアの成否を分けます。

入社前から「入ってからどうするか」を考えておくことで、スムーズなスタートを切ることができます。以下では、IGPIで生き残るための具体的なアドバイスをお伝えします。

配属・案件の選び方

IGPIでは初期配属や案件アサインが今後のキャリアに大きく影響します。事業再生案件は修羅場経験が積める一方で稼働が厳しく、投資案件は投資判断のスキルが身につきます。MSC(ものづくり戦略カンパニー)は製造業に強みを持ちたい人に向いています。

希望する領域がある場合は、入社時や配属面談で明確に伝えることが重要です。ただし、最初から領域を絞りすぎると成長機会を逃す可能性もあります。まずは複数の案件を経験し、自分の強みと興味を見極めてから専門性を深める戦略も有効です。

評価で詰まらないための立ち回り

IGPIで評価を獲得するには、上司との関係構築が重要です。単にスキルが高いだけでなく、「この人に任せたい」と思わせる信頼関係を築く必要があります。具体的には、報告・連絡・相談を適切なタイミングで行うこと、上司の期待値を正確に把握すること、期待を上回る成果を出すことが基本です。

評価面談では、自分の貢献を客観的に説明できる準備をしておきましょう。また、一人の上司だけでなく複数のシニアメンバーとの関係を構築することで、評価の偏りリスクを軽減できます。

心身と家庭を守る設計

IGPIの激務の中でも心身の健康と家庭を守る工夫は可能です。体調管理の基本として、睡眠時間の確保と運動習慣の維持を優先してください。完璧は無理でも、最低限のラインを守る意識が重要です。

家庭がある場合は、パートナーとの定期的なコミュニケーションを欠かさないこと、繁忙期と落ち着く時期の見通しを共有することが大切です。メンタル面では、信頼できる同僚との関係構築や、必要に応じて専門家への相談をためらわないことが重要です。持続可能な働き方を設計することが、長期的な成功につながります。

IGPIからのキャリアパス|「出口戦略」と卒業後の市場価値

IGPIで経験を積んだ後のキャリアパスは非常に多様です。PEファンドへの転職、スタートアップのCxO、事業会社の経営層など、多くの選択肢が開けます。

IGPIでの経験は「どこでも通用するプロフェッショナル」としての証明となり、転職市場で高く評価されます。入社時から「出口戦略」を意識しておくことで、在籍中に何を学び、どんな実績を残すべきかが明確になります。

主な転職先──PEファンド・スタートアップCxO・事業会社経営層

IGPI出身者の転職先は多岐にわたります。最も多いのがPEファンドへの転職です。投資とコンサルの両方を経験したIGPI出身者は、投資先の経営支援ができる人材として重宝されます。スタートアップのCxO(CFO、COO、CEOなど)に就任するケースも増えています。

事業会社の経営企画や事業開発ポジションも人気の転職先です。その他、独立起業、他のコンサルティングファームへの転職、プロ経営者としてのキャリアなど、選択肢は非常に広いです。IGPIで培った実行力と経営視点が、これらの転職を可能にしています。

何年在籍すべきか──「回収」の目安と適切なタイミング

IGPIでの経験を最大化するには、最低3年、理想的には5年程度の在籍が推奨されます。3年未満での転職は「忍耐力がない」と見られるリスクがあり、十分な経験も積めません。3〜5年在籍すれば、複数のプロジェクトを経験し、マネージャー昇進も視野に入ります。

マネージャー経験があれば、転職市場での価値はさらに高まります。5年以上になると、ディレクターやパートナーを目指すか、外部でのキャリアを追求するかの選択になります。自分のキャリア目標と市場環境を見ながら、最適なタイミングを判断してください。

よくある質問と回答

学歴フィルターはありますか?

IGPIに学歴フィルターがあるかという質問は多く寄せられます。結論として、形式的な学歴フィルターは存在しませんが、東大・京大・早慶といった難関大学出身者が多いのは事実です。ただし、学歴だけで合否が決まることはありません。

重視されるのは、何を成し遂げてきたかという実績、ポテンシャルと人間力です。多様なバックグラウンドの人材が活躍しており、学歴に不安があっても経験と覚悟で十分勝負できます。

ケース面接はどんなテーマが出ますか?

IGPIのケース面接は、事業再生、投資判断、新規事業立ち上げなど、実際のIGPI案件に即したテーマが多く出題されます。単なる戦略立案ではなく「実行可能性」が重視される点が特徴です。

フレームワークを使った美しい分析だけでなく、「どうやって現場を動かすか」「ステークホルダーをどう巻き込むか」まで言及できることが求められます。フェルミ推定も出題されるため、論理的な数値推定の練習も必要です。

MSC(ものづくり戦略カンパニー)とは何ですか?

MSC(ものづくり戦略カンパニー)は、IGPIの中で製造業に特化した専門組織です。工場改革、生産性向上、製造業のDX推進など、ものづくりに関する深い知見が求められる案件を担当します。

製造業出身者やメーカーでの現場経験がある人材に人気があり、専門性を活かしたキャリアを築けます。IGPIの中でも独自のポジションを持ち、製造業のクライアントから高い信頼を得ています。

IGPI転職を成功させる具体的アクションプラン

ここまでの情報を踏まえ、IGPI転職を成功させるための具体的なアクションプランを示します。情報収集だけで終わらず、実際の行動に移すことが重要です。

転職活動は準備が9割と言われます。職務経歴書の作成、面接対策、エージェント選びなど、やるべきことは多いですが、一つずつ着実に進めることで、難関突破の可能性は確実に高まります。

IGPIに強い転職エージェントの選び方

IGPI転職を成功させるには、コンサルにつながりの強いエージェント選びをできるかが重要です。大手総合エージェントよりも、コンサル専門のブティック型エージェントの方がIGPIに強い傾向があります。複数のエージェントに登録し、相性の良いコンサルタントを見つけることをおすすめします。無料で登録できるため、まずは情報収集から始めてみてください。

今日からできる準備

本記事を読んだ後、今日から始められるアクションを整理します。まず職務経歴書の見直しです。「実行・成果」を強調し、IGPIが求める人物像に合致することをアピールできる内容に更新してください。次にケース面接対策です。対策本を1冊購入し、毎日練習を始めましょう。

Webテストの対策本も同時に準備します。そしてエージェントへの登録です。コンサル専門のエージェントに複数登録し、情報収集と選考対策のサポートを受けてください。これらを並行して進めることで、最短ルートでのIGPI転職が実現します。

まとめ

IGPIへの転職は、書類通過率3%という超難関であり、入社後も月77時間を超える激務が待っています。しかし、その「修羅場」を乗り越えた先には、PEファンドやCxOへの道が開け、「どこでも通用するプロフェッショナル」としての市場価値を手にすることができます。

重要なのは、IGPIが自分に合っているかを冷静に見極めること、そして合っているなら徹底的に準備して挑戦することです。本記事で解説した選考対策を実践し、「本物のプロフェッショナル」を目指す覚悟を持って、IGPIの門を叩いてください。

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ハイクラス転職にハイディールパートナーズが選ばれる理由

「受かる魅せ方」のご提案

ハイディールパートナーズでは、求人企業の人事担当者だけでなく、経営層との関係強化に特に力を入れています。採用計画は、企業の中長期的な成長戦略を強く反映しますので、経営層との対話を通じてこうした求人会社の成長戦略への理解を深めることに注力しています。弊社から具体的な求人をご紹介させていただく際には、こうした企業の経営戦略に基づく採用背景についてもきちんとお伝えさせていただきます。

経営戦略や採用背景の理解を深めることで、求人票の必須要件の文章上からは見えてこない「本当に欲しい人物像」の解像度を高く理解することができます。我々は、企業の採用背景を踏まえ、求職者様の「受かる魅せ方」を追求することで、選考通過の確度を最大化するお手伝いをさせていただきます。

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ハイディールパートナーズでは、常に数百を超える非公開ポジションを保有しています。これが実現できているのは、弊社が求人会社の経営層との関係性が強いことに加え、「ハイディールパートナーズが紹介してくれる人材であれば確度の高い人材に違いない」といった求人会社との強い信頼関係が構築されているためです。

通常、非公開求人はごく限られたエージェントのみに情報が開示されているため、限られた応募数の中で有利に選考を進めることが可能です。

質の高いキャリアコンサルタント

ハイディールパートナーズでキャリアコンサルタントを務める人材は、自らがハイクラス人材としてキャリアを歩んできた人材です。特に採用は厳選して行っており、大量採用は決して実施しません。少数精鋭の組織体だからこそ実現できる、専門的知見を有するプロのキャリアコンサルタントのみを抱えてご支援しております。

また、弊社では求職者様と中長期的な関係性を構築することを最も重視しています。短期的な売上至上主義には傾倒せず、真に求職者様の目指すキャリアに合致する選択肢を、良い面も悪い面もお伝えしながらご提案させていただいております。

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