ベンチャーキャピタルへの転職理由はどう書けばよい?必要なスキルややりがいも解説

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ベンチャーキャピタルへの転職は競争率が高く、面接対策をしっかり行う必要があります。

転職理由や志望動機は多くの企業で聞かれる質問のため、事前に考えておくのがおすすめです。

本記事ではベンチャーキャピタルへの転職で求められるスキルややりがい、転職理由を書く際のポイントを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

目次

ベンチャーキャピタルで求められるスキル

論理的思考力

ベンチャーキャピタルでは論理的に物事を考える力が求められます。

経営環境は常に変化するため、その時の状況に合わせた判断をする必要があります。面接官からの質問に道筋立てた回答を作れるかが重要です。

コミュニケーション能力

ベンチャーキャピタルでは投資先の選定、企業分析、投資契約の締結、企業のコンサル業務などの業務を行い、多くの場面で社内外とのコミュニケーションが必要になります。

特に取引先とのコミュニケーションが上手くいかないと、不信感を抱かせてしまうことがあります。そのためコミュニケーションスキルは選考で重要視されています。

英語力

近年では候補者に英語力を求めるベンチャーキャピタルが多くなっています。

特に海外の投資案件に力を入れている企業であれば、より高い英語力が求められます。TOEICではスコア800前後、TOEFLであれば90前後の得点があれば語学力が評価されます。

財務に関する知識

ベンチャーキャピタルでは上場前の企業に投資し、投資企業の企業価値が向上した後に株式を売却することで利益を得ます。そのため業務では会計・財務に関する知識が必須です。

未経験であってもベンチャーキャピタルへの転職は可能ですが、会計・財務に関するある程度の知識は求められます。

金融業界や企業の財務ポジションでの業務経験が無い人は、簿記や公認会計士などの資格を取得することで知識をつけることも可能です。会計に関する資格米国公認会計士、証券アナリスト、税理士など数多くあります。

ベンチャーキャピタルのやりがい

起業家のサポートができる

ベンチャーキャピタルと同じく企業への投資によって利益を生み出す投資銀行では、上場企業や大企業への投資案件が多くなっています。

一方ベンチャーキャピタルの投資対象は上場前や成長段階の企業など、成熟前の企業に投資することが多いです。そのためゼロから事業が成長していく過程をサポートすることができます。

最先端の業界に携われる

ベンチャーキャピタルではシード期にある企業の成長を間近で支援できるだけでなく、最先端の業界と関わることができることも魅力です。

ベンチャーキャピタルはSaaSや宇宙産業など、これからの成長が期待できる業界への投資が多くなっています。

経営戦略に直接関われる

ベンチャーキャピタルの業務では企業の今後を左右するような経営戦略に関わることができます。

投資後にも企業価値向上のためにコンサルティング業務を行う事があり、企業の様々な人と関わりながら幅広い業務に携わることができます。

ベンチャーキャピタルへの転職理由の書き方

ベンチャーキャピタルへの転職理由で気をつけるべきこと

面接では多くの企業が志望動機と転職理由について質問します。

ベンチャーキャピタルは投資期間が数年~10年程かかるため、早期退職を心配されるような転職理由はマイナス印象になってしまいます。そのためなぜ転職しようと思ったのか、明確に納得感のある説明をする必要があります。

またベンチャーキャピタルの面接では論理的思考力を見られており、質問内容に的確に答えられているかを見られています。転職理由はよくある質問の一つのため、事前に内容を考えておくのがおすすめです。

転職理由を考える際のポイント

客観的な理由にする

嘘の転職理由を言う必要はありませんが、主観的すぎる理由や自分勝手と思われかねない理由は避けた方が無難です。

そのためには客観的に見て転職が妥当だと考える理由が必要です。

具体的には数字を入れて説明する、環境を変えるために自分がアクションを起こしたことを伝える等の方法があります。

早期退職の不安を無くす

転職理由が曖昧なままであったり、改善するために自分で行動したことが無い場合は、また転職してしまうのではないかと考えられてしまいます。

そのため改善のために行動したことや前向きな目標などを伝えることで、早期退職する不安を払拭する必要があります。

NGな転職理由

人間関係に関する理由

どの職場にも合う人と合わない人がおり、人間関係の問題は起こり得ます。そのため人間関係を転職理由にしてしまうと、問題が起きた際にすぐ転職してしまうのではないかと考えられてしまいます。

人間関係が理由で転職した場合、単に相手の好き・嫌いではなく、環境の非合理さや責任の所在などを明確に説明する必要があります。

曖昧な転職理由

転職理由をいくつも上げたり理由を明確に説明できないと、面接官にマイナスな印象を与えてしまいます。

感情論や抽象的な言葉をなるべく使わないようにし、客観的に見て分かりやすい理由にする必要があります。

おわりに

ベンチャーキャピタルへの転職理由の書き方についてご紹介しました。

ベンチャーキャピタルへの転職は難関ですが、未経験でも転職が可能な業種であるためぜひ挑戦してみてください。

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