【企業インタビュー】全員で成し遂げる─ZEINが大切にする顧客志向と組織づくり

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ZEIN株式会社は、2017年に創業した総合コンサルティングファームです。特定の業種やサービスに絞らず、幅広い業種を対象にコンサルティングを提供しており、中でもITの強みを活かした支援に力を入れています。創業10年目を迎えた現在は、AIコンサルティングやシステム部門の変革支援、セキュリティ強化といった新しいテーマにも取り組みながら、支援領域を広げています。

今回は、大手ファームを経て同社を創業した代表取締役の志賀野様に、創業の経緯や同社ならではの強み、「全員で成し遂げる」というカルチャー、求める人物像についてお伺いしました。

志賀野 寛彦(しがの ともひこ)様 プロフィール

ZEIN株式会社 代表取締役

新卒でアクセンチュア株式会社にてキャリアをスタート。その後、フリーランスコンサルタント、独立系ITコンサルティング会社、EYアドバイザリー(現:EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社)を経て、2017年にZEIN株式会社を設立。

趣味はゴルフ、筋トレ、海遊び。

※掲載内容は2026年9月時点

目次

同じ価値観を持つ仲間とともに、より深く顧客と向き合うためにZEINを創業

どのような経緯で御社の創業に至ったのですか。

自分で会社を経営したいという思いと、同じ価値観を持つ仲間と一緒に仕事がしたいという思いが重なって、独立に踏み切りました。もともと学生時代から、いつか起業して社長として会社を運営したいという思いがありました。縁があってコンサルティング業界に長く身を置くなか、一人でできる仕事には限りがあり、多くの仲間と一緒に取り組んだほうがより大きな成果を出せると感じていました。

そこから時間はかかりましたが、2017年に当時EYにいたメンバー20名ほどが集まってくれることになり、ようやく創業することができました。また、これまでの経験を通じて、組織の規模が大きくなるほど、判断のスピードや動きの柔軟性が失われ、上長の承認がなければ進められない、会社として対応できないといった制約が増えていくことを感じていました。そうした制約に縛られず、支援したいと思った企業に対し迅速に価値を提供できる会社をつくりたい。その思いも創業を決意した理由の一つです。

顧客志向にこだわり、顧客が求めるものを徹底して追求するカルチャー

御社の事業内容を簡単にご紹介いただけますか。

創業10年目の総合コンサルティングファームですが、ITの強みを活かしたITコンサルティングのテーマに力を入れています。「総合コンサルティングファーム」と名乗っているのは、サービスや業種を絞らず、あらゆる企業や案件に対してコンサルティングをしていきたいという思いからです。

また、IT戦略立案や企画構想などの上流部分だけを手掛けるのではなく、開発や運用保守を含めた上流から下流までワンストップでサービス提供できるのが弊社の特徴です。

注力されている支援テーマはございますか。

一つに絞っているわけではありませんが、現在はAIをはじめ、システム部門の変革支援、セキュリティ領域に特に力を入れています。当社は世の中のトレンドやニーズに合わせて、毎年様々なサービスを立ち上げてきました。現在はAIに関連した支援も始めていて、AIエージェントの開発なども進めています。

また、社内で「IX支援サービス」と呼んでいる、事業会社のシステム部門を支援するサービスでは、システム部門を単なるコスト部門ではなく、利益を生み出すプロフィットセンターへ変えていく取り組みをお手伝いしています。セキュリティ関連のご支援においても、セキュリティ強化の必要性は年々高まっていますので、海外製品なども組み合わせながら、セキュリティを強化するためのコンサルティングサービスを展開しています。

御社の強みや特徴を教えてください。

我々は、会社のミッションにも掲げている「Focus on Success」=圧倒的な顧客志向を大切にしています。そして、お客様が本当に求めているもの、お客様にとって本当に必要なものを見極め、それを成し遂げるまで最後まで伴走し続ける姿勢、これが弊社の最大の特徴でもあり、強みと考えます。

最初は「これをやってほしい」というご依頼から始まりますが、実際に中を見てみると本当の課題はまったく別のところにあった、ということはコンサルティングの仕事ではよくあります。そのような時に私たちは目の前の要望に応えるだけでなく、その先にある課題や実現したい姿まで深掘りして考えることを大切にし、お客様が成長する上で本当に必要なこと、という点にこだわりを持って支援を行っています。そうした積み重ねがお客様の満足度向上に表れ、長期に亘る関係構築に繋がっていると考えています。

これまで培ったカルチャーを大切にしながら、規模の拡大を目指していく

御社のカルチャー面ではどのような特徴がありますか。

ベンチャーマインドが根づいていて、若手とベテランが混ざり合いながら一つのプロジェクトを進めていく点が特徴です。会社を一緒に大きくしていこうという姿勢は、私から社員に求めていることでもあります。これは「ZEIN(全員)」という社名の由来にもなっており、創業当初から思い続けていた「全員で成し遂げよう」という考え方から来ています。

組織には新卒の若手から、キャリアを積んできた中途の社員まで、さまざまな人が在籍しています。そのため一つのプロジェクトを進めるうえでも、若手とベテランが一緒に動く場面がほとんどです。キャリアを積んできたメンバーが若手を引っ張り、丁寧に教えながら仕事を進めていくので、若手の成長も自然と促されます。それぞれができることを淡々とこなすのではなく、全員で一丸となってプロジェクトを回していく。そうした雰囲気があることが、当社の良さだと思っています。

御社の長期的な成長ビジョンについて教えていただけますか。

今後は会社の規模を2倍、3倍と拡大していきたいと考えています。私たちはまだ発展途上だと自覚しています。総合系コンサルティングファームを掲げていますが、総合と呼ぶにはまだ穴だらけだと思っていますし、逆に言えば、その穴を埋めていくことが成長に直結します。

たとえば今は、業界に特化したチームだと金融しかありません。製造、流通、不動産、ヘルスケアなど、業種ごとの専門組織を増やしていけば、会社は自然と広がっていきます。サービス面でも現在4つのチームがありますが、これも新サービスを立ち上げていくことで同じように会社は大きくなっていくはずです。

この規模拡大の過程も大切にしていきたいと考えています。8期目までは一つの組織として全体で成長してきましたが、昨年ごろからチームを分けて組織を作ってきました。この組織一つひとつを大きくしていくことが、会社全体の成長につながると考えています。

規模拡大を志向される中で特に気を付けていることはございますか。

規模拡大を目指しながらも、これまで培ってきたカルチャーを薄めないことです。ZEINの社名の由来でもある「全員」というマインドが各チームに浸透しているからこそ、チーム単位で規模を大きくしていくやり方が、ZEINのカルチャーを守りながら成長する方法だと考えています。一般的に500人、1000人と組織が大きくなっていくと、一つの会社としての一体感は薄れていきます。

私はそれを避けたかったので、じっくり地に足付けた成長を狙いつつ、ブランドやカルチャーが各チームに根づくことを優先してきました。ここまでが創業期にあたる第一期だと考えています。リーダークラスにカルチャーが浸透しきった今、第二期はそれぞれの組織が大きくなっていく段階を目指していきます。

もう一つ、これからはAIと共存していく時代ですので、私たちも変わっていく必要があります。ただ、これまで大事にしてきた顧客志向は、AIに取って代わられる領域ではないと思っています。AIにできない部分は人である私たちが担い、きちんと形にしてお客様へ提供していきたいと考えています。社内でもAIのチームを作り始めていますので、AIとうまく共存しながら、より良いサービスを展開できる会社であり続けたいと思っています。

※毎月、志賀野さま主催で開催されるスナックZEIN。たくさんのメンバーが集まっています。

経営陣と近い距離で、自身の成長と会社の成長を共に追求できる環境

御社で活躍される方の共通点をお聞かせください。

2つあります。1つ目は、これまで培ってきたキャリアや経験を、しっかり活かしてくれる方です。幅広い知見を持ち、ジェネラルに対応できる方もいれば、専門分野に特化した方もいますが、いずれにしても自分の持っているナレッジや方法論を積極的に活用することでプロジェクトを通じて会社やメンバーに馴染んでいる方は、早期に活躍できていると感じます。

逆に「コンサルは初めてだし、難しそうだ」と身構えて、何から手をつければいいか分からなくなってしまうと、当社としても支援が難しくなります。ですから、自信を持って自分の力を発揮してくれる方が一番スムーズに溶け込めていると思います。

2つ目はメンバーを巻き込みながら一緒に働ける方です。先ほどもお話ししましたが、当社には新卒から中途まで様々なバックグラウンドのメンバーが在籍しています。その中で一匹狼として動くのではなく、周りの人と一緒にお客様へサービスを提供していこうと考えられる方は、当社に合っていると思います。

最後に、候補者の皆様へメッセージをお願いします。

弊社は、自分の成長と会社の成長を同時に感じられる環境が整っています。現在は100人ほどの規模であり、組織の拡大フェーズに入っているので、会社が成長していく様子を肌で実感できます。経営陣との距離も近く、ビジネスが動く臨場感をそのまま味わえる点はこの規模ならではの醍醐味だと思います。そういった機会に興味がある方には、間違いなく向いている環境です。

また、これまで培ってきたスキルや経験が、大手企業では埋もれてしまっていて、「同じことができる人は他にもたくさんいる」という状況に悩みを抱えている方であれば、当社のほうが力を発揮できる場面が多いはずです。専門的なチームの数はまだ少ないので、これまでの経験を存分に活かせるフィールドが当社には広がっています。

さらに、後進の育成やチーム作りといった部分にも重要な役割として関わるチャンスがたくさんあります。自分の成長と会社の成長を一体で感じられる、やりがいのある環境を求めている方には、ぜひ当社に来ていただきたいと思っています。

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