【企業インタビュー】株式会社ネオビスタ—テクノロジーとデータでクライアントの変革を支援

株式会社ネオビスタは、データ起点で企業変革を推進するコンサルティング会社です。市場・顧客・業務データを多角的に分析し、仮説構築から戦略立案、業務改革、DX実装まで一気通貫での支援が特徴です。現場に深く入り込み、分析結果を具体的なアクションへ落とし込む実行力に強みがあり、データを武器に、持続的な成長を実現するパートナーとして存在感を強めています。
今回はネオビスタの特徴やカルチャー、求める人物像などについて、代表取締役の木村陽太様、執行役員マネージング・ディレクターの杉田大亮様、鹿子木徹様にお話を伺いました。
代表取締役
アクセンチュア(戦略グループ)、複数のプライベート・エクイティ・ファンドを経てネオビスタを創業。戦略コンサルタントとしての経験やファンド投資先のバリューアップ実務経験を活かし、データ活用経営のリアルを踏まえたコンサルティング案件推進を得意とする。
執行役員 / マネージング・ディレクター
アクセンチュアを経てネオビスタに参画。アクセンチュアでは銀行、通信・ハイテク業、小売・流通などを中心に、戦略~システムの領域を幅広く手掛ける。テクノロジーを起点とした事業立案、業務改革に特に強みを持つ。
執行役員 / マネージング・ディレクター
レイヤーズ・コンサルティング、ワークスアプリケーションズ、ライズ・コンサルティング・グループを経てネオビスタに参画。一貫してデータとテクノロジーを活用した改革系プロジェクトをリードしてきた経験を有する。前職のライズ・コンサルティング・グループではデータ分析・自動化領域の専門部隊をリード。
※掲載内容は2026年3月時点
データで事業運営を高度化するコンサルティング会社として、ネオビスタを創業
まずは木村様のご経歴をお伺いできればと思います。
木村様:
2000年にアクセンチュアに入社し、戦略グループにて電力会社・通信キャリア向けの案件に取り組んだ後、2004年からはPEファンド(企業買収投資を手掛ける投資会社)での仕事を経験しました。2007年にはアドバンテッジパートナーズへ入社し、投資先であるレックスホールディングス(牛角の運営会社)にて、専務取締役COOとして事業再生に取り組んだ経験もございます。
ここまではコンサルタントとPEファンドのキャリア中心だったところ、営業経験を積みたいという思いもあり、2012年にアクセンチュアへの再入社し、ソリューション提案のチームにおり、その後、2016年からユニゾン・キャピタルでファンドマネージャーとして様々な案件のソーシング・バリューアップを経て、2024年にネオビスタを創業しました。
どのような思いがありネオビスタの立ち上げに至ったのですか。
木村様:
コンサルティングファームおよびPEファンドでの勤務経験を経て、データに基づき企業のパフォーマンスを定量的に捉え、その判断に基づき経営や業務を高度化することの効果や重要性を実感していました。そのような支援としてコンサルティング会社にサポートに入って頂くと力強い一方、プロジェクト終了後には現場社員が理解し使いこなすことが難しい、大量のExcelやPowerPointが残ってしまうという課題を痛感していました。
そのような経験を踏まえ、データを活用し経営や業務を高度化しつつ、社内で業務運用することが出来る仕組みを並行して整え提供できるようなコンサルティングを展開したく、2024年11月にネオビスタを創業したという経緯になります。

続いて、杉田様のご経歴について教えてください。
杉田様:
約16年アクセンチュアに在籍し、2025年にネオビスタに参画しました。アクセンチュアに新卒入社後は、製造/メーカー/小売りなどを担当する部署に配属となり、その後異動したDXを中心に支援する部署において木村と一緒に仕事をしておりました。その後は通信・メディア・ハイテクメーカーを担当する部署に移り、メーカーや通信業界の案件を中心に携わりました。領域的には、戦略プロジェクト、業務改革、システムの構想フェーズなど幅広く経験しておりました。
コンサルタントとしてのキャリアに加え、コーポレート領域などを含めた企業運営全体をマネジメントしたいとの思いもあり、今回ネオビスタに参画しました。
続いて、鹿子木様のご経歴について教えてください。
鹿子木様:
2009年に新卒でレイヤーズ・コンサルティングへ入社し、業務改革と会計領域を中心に複数メーカーの統合案件などに従事しました。2年ほど経験した後、システム開発やプログラミングの知識を身に付けたいという思いもあり、ワークスアプリケーションズに転職し、2年ほど勤めました。
2013年からは創業2年目のライズ・コンサルティング・グループに入社しました。ライズでは創業期から約12年、パートナーまで務めました。2022〜23年頃には社内でアナリティクス&オートメーションプラクティスを立ち上げ、データ・テクノロジーの切り口で企業変革を推進するリードを担いました。在籍時はプラクティスとして20名、PJとして20名、常時約40名のメンバーのマネジメントを担っていましたが、会社が300名超に成長するにつれ、自身の思いや文化を全体に浸透させることの難しさを感じ始めました。それなら同じ取り組みを、新たに会社をゼロから作るところから実現した方が面白いと考え、ネオビスタへの参画を決めました。
木村とは7~8年ほど前に飲食業界向け案件で協業したことが出会いのきっかけでした。定期的に意見交換などの機会があったことも参画のきっかけになっています。
机上論ではなく、実ビジネス経験を活かした実行性の高いコンサルティングを提供
御社の業務内容や強みについてお聞かせいただけますか。
木村様:
サービスとしては「データ」「ビジネス」「テクノロジー」「M&A」の4領域を掲げています。一言で表すと、データを起点に経営の解像度を上げ、ビジネス改革からITの実装まで一気通貫で支援する会社です。
多くの企業では社内データが複数のシステムに分断されているため、横串でデータ分析しようとすると非常に大きなデータウェアハウス構築になりがちです。そのようなアプローチにおいては、投資も時間も大きくかかることが多く、やりきれない企業が多いのも事実です。我々は、ETLやBIなどのツールを中心に活用し、まずは必要な範囲、可能な範囲で必要なデータをつなぎ、タイムリーに経営管理できるようにします。まずはそこから始めて、見えてきた業務課題に対して個別テーマ(営業・生産・マーケなど)へと展開し、それと並行して全社的なデータ整備などを進めていきます。最終的には企業全体の運営に対するデータ活用が、労力を最小化した形で実現され、タイムリーに正しい経営判断や業務遂行が行われている状態を実現していきたいと考えています。

杉田様:
私たちが大切にしているのは、データをビジネスインサイトに変換し、経営・売上・利益にインパクトを与えるということです。そのためにデータ基盤を整えたり、業務の立て付けを正したりといった個別プロジェクトが生まれてきます。
大手のコンサルティング会社では戦略・業務・データ・テクノロジーがそれぞれ別の組織に属しており、チームアップしてプロジェクトを組むものの、ケイパビリティを融合しきれず検討に偏りが生じることが少なくありません。私たちは一人の人格の中に複数のケイパビリティを持たせることを理想とし、組織も機能別に分けていません。この規模だからこそ、複合的な強みを持った人材育成が可能であると考えており、この点は大きな差別化ポイントになると考えています。

具体的なプロジェクト事例はどういったものがございますか。
木村様:
代表的な案件例をいくつか挙げると、老舗食品メーカーでは商品別・チャネル別の収益管理を毎日自動で可視化する仕組みを構築しました。競合他社が先に受注したものの、後にネオビスタが引き継いで立て直した案件です。
電子部品メーカーでは、膨大なExcelファイルをまたがないと計算できない状態を解消し、全システムのテーブルを解明してExcel不要の管理体制を構築中です。大手インフラ事業者ではSnowflakeの活用推進支援、国内SPA事業者ではグローバルの連結会計自動化、クレジットカード事業者ではミドル・バック部門のKPI設計と経営層向けBIダッシュボード構築を支援した事例などもございます。
テクノロジー面では、決済プラットフォーム事業者のシステム開発PMO業務の生成AIによる効率化プロジェクトが象徴的です。ベンダー100名に対してPMOが60名という体制のコスト削減ニーズに応え、PMOが担っていたドキュメント作成業務の負荷軽減を目的とした生成AIソリューションを約2ヶ月半で構築しました。
競合他社とのコンペになることも多いと思いますが、御社が勝てている要因はどこにありますか。
杉田様:
コンサルタントとしての机上論だけでなく、実ビジネスを自ら回してきた現場感のある提案ができていることが大きいと思います。概念的にはこうだが実際のオペレーションは回らない、コストがかかりすぎる、といった視点も含めて提案しています。コンサルタントが綺麗な資料を作ったものの、プロジェクトが終わった後にお客様の社員だけでは全く回せないという状態はよくある課題です。私たちはお客様の社員が自走できる、実行性の高いアウトプットを提供することを大切にしています。
木村様:
役員3名(木村・杉田・鹿子木)の強みがうまく分かれていることも大きいと思います。お客様から依頼があったときに、どのようなテーマでもネオビスタの中で知見が得られやすい環境です。距離の近い環境の中で密に連携しながら、クイックに深い提案ができるように心がけています。
鹿子木様:
経営アジェンダに対して実装まで支援できることが、私たちの提案の最大の差別化ポイントだと思っています。一部のコンサルティング会社では最後の実装まで責任を持てないケースが多いと思いますが、私たちはシステムの実装もデータの実装も短期間でやりきれるため、多くのお客様からご依頼をいただけていると考えております。

コンサルティング経験豊富な役員陣から直接レビューをもらえる成長環境
働く環境や社内の雰囲気にはどのような特徴がありますか。
木村様:
カルチャーとして最も大切にしているのは協力する姿勢です。マインドセットとしてもそうですし、私たちは距離の近い中でビジネス・データ・テクノロジーそれぞれの専門家が日々連携していくので、自然と強固な協力関係が生まれています。「これは私のもの」という縄張り意識の高い人があまりいないのも、ネオビスタの良いところです。
残業時間もそこまで多くなく、月平均30時間程度に収まっています。理由の一つとして、しっかりとプロジェクトの作業およびスケジュール設計・管理を実施していることと、クライアントリレーションが強固なこともあり、突発的な事態に対し期待値のコントロールおよびそのコミュニケーションがしやすいビジネス環境があると思います。
また、創業期の会社であるため、ブランディング・採用プロセス・社内制度など、これから整備していくべきことがたくさんあります。そういった会社づくりについても、手を挙げた社員がワーキンググループを作り、経営陣が責任者として参加しながら一緒に進めており、経営の考えが直接伝わる距離感は大きな特徴です。
――御社では未経験の方々も活躍している印象があります。
木村様:
未経験者が立ち上がりやすい理由としては役員をはじめとしたマネジメントメンバーが、丁寧にレビューしていることが大きな特徴です。
杉田様:
私たちはちゃんとプロジェクトを設計し、タスクに落とし込み、一つひとつレビューするというコンサルティングワークの基本をしっかりやっています。上司がきちんとレビューしないコンサルティング会社は世の中に意外と多いです。ネオビスタでは、日々のアウトプットをレビューできる適切なケイパビリティを持ったマネジメントがいることで、未経験の方でもレールを引いてもらいながらきちんと成長できる環境が整っています。
木村様:
研修面でも、大手ならではのOJT方式を踏襲しつつも、ロジカルシンキングや財務分析、データモデリングなど、幅広い基礎力を身につけられる研修プログラムを整えています。財務とITの両方が分かれば、大抵の環境で食いっぱぐれない。そういうビジネスプロフェッショナルをネオビスタで育てていきたいというのが、私の想いです。

最後に、御社で活躍される人物像についてもお伺いできますか。
木村様:
実際に活躍しているメンバーをみると、製薬メーカー向けにデータ分析・レポーティングを担当してきた方、市場調査会社で消費者分析をしてきた方、社内SEとして働いてきた方、フルスタックエンジニアなど、バックグラウンドは様々です。
給与は次のステージの仕事ができるようになったら上げるという考え方で、上が詰まっていないので、本人次第で早期に役職を上げていくチャンスがあります。チャレンジを楽しめること、そして人を育てられることも個人的には重視しています。何かしらの形で人材育成に携わってきた経験がある方はネオビスタの環境が合いやすいと思います。
杉田様:
データ・ビジネス・テクノロジーのいずれかにある程度の得意領域があり、かつ他の領域にもチャレンジしたい、ビジネス側にもスキルの幅を広げていきたいといった志向性を持っている方には活躍の場が多いと思います。
鹿子木様:
エンジニア経験者も積極募集中です。実装まで支援できるということは、まさにネオビスタが提供できる価値の核心だと考えています。実装経験を持ちながらビジネス側にもスキルを広げていきたいという方はまさに私たちが求めている人材です。生成AIを活用することで実装のハードルが下がってきていますが、それを実際にやろうとする人は世の中に意外と少ない。そういう実装経験と好奇心を持った方には、ぜひネオビスタに参画していただきたいと思っています。

