【転職体験談】結婚を機にキャリアを見直した28歳|外資系コンサルでの成長

Fさんは 有名私立大学商学部を卒業後、日系メガベンチャーでマーケティングコンサルタントとして約5年間勤務。結婚を機に自身のキャリアを見つめ直し、より専門性を高められる外資系総合コンサルティングファームへ転職しました。現在は大手クライアントのマーケティング戦略立案に携わっています。
- お名前:Fさん(女性) ※仮名
- 年齢:28歳
- 学歴:有名私立大学卒(商学部)
- 職歴:メガベンチャー(マーケティング職)→外資系総合コンサル(マーケティングコンサルタント)
キャリアの出発点から現在まで
現職までのご経歴を教えていただけますか
大学では商学部でマーケティングを専攻していました。ゼミでは消費者行動論を研究していて、その頃から「企業と消費者をつなぐ仕事がしたい」って漠然と思ってたんです。
就活では、成長スピードの速さに惹かれて日系のメガベンチャーに入社しました。配属されたのはマーケティング支援部門で、主にBtoC企業のデジタルマーケティング戦略の立案から実行支援まで幅広く担当していました。最初の2年間は、とにかくがむしゃらに働いてました。朝9時から深夜1時まで働くのも珍しくなくて、土日も資料作成してることが多かったです。
3年目からは小規模なプロジェクトのリーダーを任されるようになって、5〜6人のチームをマネジメントしながら、年間予算3億円規模のマーケティングキャンペーンを回していました。クライアントは主にEC事業者や、D2Cブランドが多かったですね。この頃から「もっと上流から関わりたい」という気持ちが芽生え始めて。
転職を決意したのは入社5年目の終わり頃。ちょうど結婚したタイミングでもあって、「このまま同じ環境にいていいのかな」って真剣に考えるようになったんです。
学生時代から、マーケティングの道に進もうと決めていたんですか?
実は最初からマーケティング一筋だったわけじゃないんです(笑)。大学2年生までは会計士を目指してて、簿記の勉強もしてました。でも3年生のゼミ選択の時期に、たまたま友人に誘われて消費者行動論のゼミの説明会に参加したんです。
そこで教授が話していた「人はなぜその商品を買うのか」という問いかけにすごく興味を持って。数字を扱うのは好きだったけど、それ以上に「人の心を動かす」ことの方が面白そうだなって思ったんですよね。
ゼミでは実際に企業と協働プロジェクトをやらせてもらって、ある飲料メーカーの新商品のプロモーション戦略を提案しました。学生ならではの視点が評価されて、実際に一部が採用されたときは本当に嬉しかったですね。その経験が、マーケティングの道に進む決定打になったと思います。
新卒で日系メガベンチャーを選んだ理由は何だったんですか?
最初は大手広告代理店とか外資系企業も受けてたんです。でも、説明会や面接を通じて感じたのは、日系メガベンチャーの「スピード感」と「裁量の大きさ」でした。
特に印象的だったのが、入社2年目の先輩社員が「1億円規模のプロジェクトを一人で回してる」って話してくれたことです。大手だと5年目でもそんな経験できないって聞いてたので、「ここなら早く成長できそう」って直感的に思いました。
あと、会社の雰囲気も自分に合ってたんですよね。堅苦しくなくて、フラットな社風。実際に入社してみて、その判断は間違ってなかったと思います。ただ、5年経って振り返ると、その「スピード感」に慣れすぎて、逆に「深さ」が足りないなって感じるようになってきたのも事実でした。
転職を決意した背景と葛藤
転職を考えはじめたきっかけや理由を教えてください
正直なところ、きっかけは一つじゃなくて、いくつかの要因が重なったんです。
まず大きかったのは、仕事の「深さ」への物足りなさですね。前職では、とにかく案件数をこなすことが重視されてて、月に10〜15件のプロジェクトを同時並行で進めてました。スピード感はあるんですけど、一つ一つのプロジェクトにじっくり向き合う時間がなくて、クライアントの本質的な課題解決まで踏み込めないもどかしさを感じてました。
あと、年収面での不満もありましたね。5年目で年収は600万円くらいだったんですけど、同期で外資系に転職した友人は800万円以上もらってて。「同じくらい働いてるのに、この差は何なんだろう」って考えちゃいました。
そして何より、27歳で結婚したことで将来のキャリアを真剣に考えるようになりました。夫も理解があって「好きなようにキャリアを積んでいいよ」って言ってくれたんですけど、だからこそ「今のうちにもっと専門性を高めておかないと」という焦りもありました。
家族の反応はどうでしたか?
夫は同じ会社の別部門で働いてた人なんです。だから私の仕事の大変さもよく理解してくれてて、転職の話をしたときも「成長できる環境を選んだ方がいい」って背中を押してくれました。
でも実は、最初に転職を考えてることを伝えたとき、夫から「今の会社でも十分成長できるんじゃない?」って言われたんです。確かにその通りなんですけど、私としては「違う環境で自分を試してみたい」という気持ちが強くありました。
何度か話し合って、最終的に夫が言ってくれたのは「10年後、20年後に後悔しない選択をしよう」という言葉でした。この言葉で、転職への迷いが吹っ切れましたね。
ただ、外資系は激務だという話も聞いてたので、「家庭との両立は大丈夫かな」という不安はありました。実際、今の会社に入ってからは、夫との時間の作り方を工夫する必要がありましたけど、お互い仕事を理解し合えてるからこそ、うまくやれてると思います。
会社の同僚や上司には、どのタイミングで転職の意思を伝えたんですか?
これがけっこう悩みどころだったんですよね。日系メガベンチャーって、けっこう仲間意識が強い会社だったので、「裏切り者」って思われたくないという気持ちもあって。
最初に相談したのは、入社時からお世話になってた先輩でした。その先輩自身も転職経験があったので、「キャリアは自分で切り開くもの」って励ましてもらえて、すごく心強かったです。
直属の上司には、内定が出てから伝えました。正直、もっと早く言うべきだったかなとも思うんですけど、まだ決まってない段階で言うのもどうかなって。上司は最初ちょっとショックを受けてた様子でしたけど、最終的には「Fならどこでも活躍できる」って送り出してくれました。
チームメンバーへの申し訳なさは今でもあります。ちょうど大型プロジェクトが佳境に入ってた時期だったので。でも、みんな「新しい環境での挑戦、応援してる」って言ってくれて、最終出社日には盛大な送別会も開いてくれました。今でも定期的に飲みに行く仲です。
転職活動の実際と苦労
転職活動を進める中で苦労したのはどのような点ですか
一番苦労したのは、ケース面接の対策でしたね。日系企業では経験したことのない形式だったので、最初は全然できなくて。「ある地方都市の人口を推定してください」みたいな問題を出されて、頭が真っ白になったのを覚えてます。
準備期間は約4ヶ月かけました。平日は仕事が終わってから2〜3時間、土日は各5〜6時間くらい勉強してました。ケース面接対策の本を5冊くらい買って、問題を解きまくって。あと、外資系コンサル出身の友人に模擬面接をお願いしたり、オンラインの勉強会にも参加しました。
英語面接も大変でした。TOEICは850点あったんですけど、ビジネスの場面で自分の考えを論理的に英語で説明するのは全く別物で。日本語なら言えることが英語だと半分も言えなくて悔しかったです。
あと地味に大変だったのが、現職との両立です。転職活動してることは内緒にしてたので、面接の日は有給を取ってました。1次面接から最終面接まで多くの面接受けたので、有給がどんどん減っていって焦りました。

ケース面接の対策で、特に効果的だった勉強法はありましたか?
最初は本を読んで独学してたんですけど、正直限界を感じて、途中から戦略を変えました。
一番効果があったのは、実際の企業の決算資料を読み込んで、自分なりに成長戦略を考える練習でした。例えば、ある小売企業の決算を見て「なぜ既存店売上が落ちているのか」を分析して、改善策を3つ考えるとか。これをやることで、ただの頭の体操じゃなくて、実際のビジネスに即した思考力が身についた気がします。
面白かったのは、日頃の仕事でも「これをケース問題だったらどう考えるか」って意識するようになったこと。例えばコンビニで買い物してるときに「このコンビニの1日の売上はいくらか」とか考えたり。妄想みたいですけど(笑)、この習慣のおかげで本番でも落ち着いて考えられるようになりました。
実際の面接で印象に残っているエピソードはありますか?
最終面接で、パートナークラスの方から「なぜ今の会社を辞めてまでコンサルに来たいのか」って聞かれたときのことは今でも覚えてます。
正直に「今の環境では物足りなさを感じている」って答えたら、「じゃあ、うちに来たら満足できるの?」って切り返されて。一瞬言葉に詰まったんですけど、「満足はゴールじゃなくて、常に高い目標に向かって挑戦し続けたい。御社ならそれができる環境だと思う」って答えました。
そしたら面接官の方が「いい答えだね。でも、うちは本当にきついよ?」って。そのときの真剣な表情を見て、逆に「この人たちと働きたい」って強く思いました。脅しじゃなくて、本当に私のことを考えてくれてるんだなって伝わってきたんです。
あと、グループディスカッションで失敗したこともありました。議論をリードしようとしすぎて、他の参加者の意見を十分に聞けなかったんです。終了後、面接官から「リーダーシップは大切だけど、傾聴力も同じくらい大切」ってフィードバックをもらって、すごく勉強になりました。
エージェントの活用と転職先の選定
エージェントからはどのような支援を受けましたか?
転職エージェントには本当にお世話になりました。最初は大手のエージェント3社に登録したんですけど、最終的にはコンサル専門のブティック型エージェント1社に絞りました。
担当してくれたコンサルタントの方が、自身も外資系コンサルから事業会社に転職した経験がある方で、すごく的確なアドバイスをもらえたんです。例えば、「日系企業出身者が陥りやすい面接での失敗パターン」とか、「外資系で評価される実績の伝え方」とか、具体的で実践的な内容ばかりでした。
特に助かったのは、各ファームの社風や求める人材像の違いを詳しく教えてもらえたこと。「A社は論理性重視だけど、B社は人間性も同じくらい見る」みたいな、ネットじゃ分からない情報をたくさんもらえました。
あと、給与交渉もエージェントに任せられたのは大きかったです。自分じゃ言いづらい年収アップの交渉も、エージェント経由だとスムーズでした。最初のオファーから50万円アップしてもらえたのは、エージェントのおかげだと思ってます。

エージェント選びで重視したポイントは何でしたか?
最初は「とりあえず大手に登録しとけば間違いない」って思ってたんですけど、実際はそうでもなかったんです。
大手エージェントは求人数は多いんですけど、担当者一人が抱えてる求職者の数も多くて、どうしても対応が画一的になりがちで。「とりあえず受けられるところは全部受けましょう」みたいな感じで、私のキャリアプランを深く理解してくれてる感じがしなかったんです。
それに対して、最終的にお世話になったブティック型エージェントは、最初の面談で2時間もかけて私のこれまでの経歴や、将来のビジョンをじっくり聞いてくれました。そのうえで「強みを活かせるのはこの3社」って、厳選して提案してくれました。
あと、レスポンスの速さも重要でした。面接の感想をメールで送ったら、30分以内に「次はこう改善しましょう」って返信が来るとか。転職活動中って不安になりやすいので、この細やかなフォローはすごく心強かったです。
今の会社を選んだ決め手はなんでしたか?
最終的に3社から内定をもらったんですけど、今の会社を選んだ決め手は大きく3つありました。
1つ目は、面接で会った人たちの質の高さです。どの方も知的好奇心が強くて、私の質問に対しても真摯に答えてくれました。特に、将来のキャリアパスについて相談したとき、「うちで3年やれば、その後はどこでも通用する」って自信を持って言ってくれたのが印象的でした。
2つ目は、グローバルでの経験が積めること。今の会社は海外オフィスとの協業案件が多くて、入社2年目くらいから海外プロジェクトにアサインされるチャンスがあるって聞いて、すごく魅力的でした。実際、今まさにシンガポールオフィスと共同でASEAN市場向けのマーケティング戦略を作ってます。
3つ目は、正直な話、年収アップです。前職の600万円から850万円になったので、約40%アップ。これだけ上がると生活の質も変わりますし、自己投資にもお金を使えるようになりました。最近はエグゼクティブ向けのビジネススクールにも通い始めました。

転職後の変化と現在の仕事
今の会社に入ってよかったこと、苦労していることを教えてください
入ってよかったことは、想像以上に成長実感があることですね。プロジェクトの規模が前職とは桁違いで、今担当してるクライアントは売上1兆円超えの大手企業。その会社の5年後、10年後を左右するような戦略立案に関われるのは、本当にやりがいがあります。
チームメンバーのレベルも高くて、日々刺激を受けてます。この前のプロジェクトでは、元投資銀行出身の同僚と、元メーカーのマーケティング部長だった方と一緒にチームを組んだんですけど、それぞれの専門性を活かした議論ができて、すごく勉強になりました。
ただ、苦労してることも正直たくさんあります(笑)。まず、労働時間は確実に増えました。繁忙期は深夜2時、3時まで働くこともありますし、土日も資料作成してることが多いです。前職もハードでしたけど、求められるアウトプットの質が全然違うので、同じ時間働いても疲労感が倍くらいある感じです。
あと、英語でのコミュニケーションはいまだに苦戦してます。グローバルでの電話会議で、インド訛りの英語が聞き取れなくて冷や汗かいたこともありました。今は週2回、オンライン英会話を続けてなんとか改善しようとしてます。
前職と比べて、仕事の進め方で一番違いを感じる部分はどこですか?
一番の違いは「仮説思考の徹底」ですね。前職では、まずデータを集めて分析してから結論を出すボトムアップ型だったんですけど、今の会社では最初に仮説を立てて、それを検証していくトップダウン型なんです。
最初はこのやり方に戸惑いました。「データも見ずに仮説なんて立てられない」って思ってたんですけど、上司から「限られた時間で最大の価値を出すには、最初に当たりをつけることが大事」って教わって。確かに、全部を調べてたら時間がいくらあっても足りないんですよね。
あと、クライアントとの関係性も全然違います。前職では「サービス提供者」という立ち位置でしたけど、今は「パートナー」として対等に議論します。この前なんて、クライアントの役員の方に「その戦略は御社の企業理念と矛盾してませんか?」って指摘したんです。前職だったら考えられないことでした。
ドキュメンテーションの文化も独特で、全ての議論や決定事項を詳細に記録します。1回の会議で20ページくらいの議事録を作ることもあって、最初は「こんなに必要?」って思ったけど、後から振り返るときにすごく役立つんですよね。

家庭との両立とワークライフバランス
激務と聞く外資系コンサルで、家庭との両立はどう工夫していますか?
正直、最初の3ヶ月は全然うまくいってませんでした。平日は深夜まで仕事、土日も資料作成で、夫とゆっくり話す時間もなくて。ある時、夫から「最近、一緒に食事もできてないね」って言われて、ハッとしました。
そこから意識的に変えたのは、「絶対に死守する時間」を作ること。例えば、金曜の夜は必ず一緒に外食するとか、日曜の午前中は仕事をしないとか。最初は罪悪感もあったんですけど、逆にメリハリがついて仕事の効率も上がった気がします。
あと、夫も同じくらい忙しい人なので、お互いの繁忙期を把握して、サポートし合うようにしてます。私がプロジェクトの佳境のときは家事を多めにやってもらって、逆に夫が忙しいときは私が頑張るみたいな。
最近始めたのは、家事の外注です。週1回、掃除代行サービスを使うようになって、かなり楽になりました。最初は「家事くらい自分でやらなきゃ」って思ってたんですけど、その時間を夫との会話や自己研鑽に使った方が有意義だなって。年収が上がったからこそできる投資だと思ってます。


仕事のストレスはどう解消していますか?
ストレス解消法、めちゃくちゃ大事ですよね。前職の時は、ストレスを溜め込みすぎて軽い適応障害みたいになったこともあったので、今は意識的にケアしてます。
一番効果があるのは運動です。週2回はジムに通って、思いっきり汗をかくようにしてます。仕事で頭を使いすぎてるので、体を動かすと本当にリフレッシュできるんです。最近はキックボクシングも始めました。ストレス発散にはもってこいです(笑)。
あと、月1回は必ず前職の同期と飲みに行くようにしてます。お互い転職して別々の道を歩んでるんですけど、だからこそ本音で話せるというか。「うちの会社もこんなことがあって〜」みたいな愚痴を言い合うだけでも、すごく楽になります。
今後のキャリア展望
今後のキャリア展望を教えてください
短期的には、今の会社でマネージャー、できればシニアマネージャーまで昇進したいと思ってます。そのためには、もっと大規模で複雑なプロジェクトをリードする経験が必要なので、積極的に手を挙げていくつもりです。
中長期的には、正直まだ迷ってる部分もあるんですけど、いくつか選択肢を考えてます。一つは、コンサルで培った経験を活かして事業会社のCMOとかマーケティング責任者として転職すること。実際に事業を動かす側に回りたいという気持ちもあるんです。
もう一つは、独立してマーケティングコンサルタントとして起業すること。クライアントとの関係を深く築いて、本当の意味でのパートナーとして伴走できる仕事がしたいなって。ただ、これはもう少し経験を積んでからかな。
どの道を選ぶにしても、「マーケティングで世の中に価値を提供する」という軸はぶれないようにしたいです。そして、いつかは後輩たちのロールモデルになれるような存在になりたいですね。

もし転職前の自分にアドバイスするとしたら、何と言いますか?
「もっと早く動いてもよかった」って言いたいですね。転職を考え始めてから実際に動くまで1年くらい悩んでたんですけど、その時間がもったいなかったなって。
あと、「完璧じゃなくても大丈夫」って伝えたい。転職活動中、「もっとスキルを身につけてから」「もっと実績を作ってから」って思ってたんですけど、結局、ポテンシャルを評価してもらえることも多いんです。特に20代のうちは。
それから「ネットワークをもっと大切にして」とも言いたいです。転職活動で一番役立ったのは、実際に外資系で働いてる人からの生の情報でした。LinkedInとかもっと早く活用しておけばよかったなって思います。
でも一番伝えたいのは、「自分の直感を信じて」ということ。データや論理も大事だけど、最後は「ここで働きたい」「この人たちと一緒に成長したい」っていう感覚が一番大切。私も最終的には、そういう直感で今の会社を選んで、結果的に正解だったと思ってます。
転職を考えている人へのメッセージをお願いします
転職って、すごく勇気がいることだと思います。私も最初の一歩を踏み出すまでに、本当に時間がかかりました。「今の会社でも成長できるんじゃないか」「転職して失敗したらどうしよう」って、不安ばかりでした。
でも、一歩踏み出してみて分かったのは、転職は「逃げ」じゃなくて「挑戦」だということ。新しい環境で自分を試すことで、想像以上の成長ができます。私も、1年前の自分と比べると、スキルも視座も全然違います。
ただ、転職が全てじゃないとも思います。今の環境で頑張ることも立派な選択です。大切なのは、自分が何を求めているのか、将来どうなりたいのかを真剣に考えること。そして、そのために今の環境がベストなのか、冷静に判断することです。
もし転職を決意したなら、準備は早めに始めることをおすすめします。特に異業界への転職なら、半年くらいは準備期間を見た方がいい。でも、準備しすぎて動けなくなるのも本末転倒なので、ある程度のところで思い切ることも大切です。
最後に、転職活動は孤独になりがちですが、一人で抱え込まないでください。エージェント、友人、家族、誰でもいいので相談相手を作って。私も、たくさんの人に支えられて今があります。
皆さんの挑戦が、素晴らしい未来につながることを心から願っています。自分を信じて、一歩踏み出してみてください。きっと、いい結果が待っているはずです。